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株式会社田中俊行建築空間設計事務所は、用途・規模・構造を問わず、あらゆる建築作品を設計する事務所です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

NEWS

2024年 4月
「現代日本の美術2024」(生活の友社)に田中の油絵が掲載されました。
2023年 12月
事務所移転のお知らせ
12月4日(月)より、下記に移転をいたしましたのでご案内申し上げます。
住所:東京都港区南麻布3-19-16 アーバンネット南麻布ビル
電話:03-6438-9977(変更無)
2023年 5月
第118回「太平洋展」にて田中の油絵が入選いたしました。国立新美術館に作品が展示してありますので、ぜひお越しください。
会場:国立新美術館(港区六本木7-22-2)
会期:5月17日(水)~29日(月)
※23日(火)は休館日。
2023年 1月
「東京の経験豊富な建築家とつくる家②」(建築ジャーナル) に田中の作品が掲載されました。
2022年 4月
「現代日本の美術2022」(生活の友社)に田中の油絵が掲載されました。
2021年 11月
ホームページをリニューアルいたしました。

近況報告新着情報

  • 2023年8月3日
     前回のコラムを読んでいただいた数名の方からご連絡をいただきました。
     タイル等の大手メーカーのMさんは、わざわざ有給休暇をとって名古屋から来てくださり、定年退職のご挨拶というサプライズまでいただきました。タイルや陶器の開発に携わった日々を懐かしく感じると共に、現在のタイルは表面にプリントをすることが主流になっているという話をお聞きして、確かに木目調の柄をタイル等にプリントした物が流行っているように感じてはいましたが、最近の日本人はこのようなものを好むのか…と改めて感じました。
     そして、この20年の間にメーカーの営業担当者はホームページ上のカタログを見ながら電話で説明し、やり取りはメールが主流となりました。顔を合わせることなく、見積書まで送付してもらうような営業スタイルに変容していった今の時代の流れについてもMさんと話をしました。
     様々な想いが溢れる中、時間はあっという間で、再会を約束して別れました。

     それから数日後、大手仕上メーカーのAさんがこれまた突然来社され、自社で建材開発を行っている話等をしてくださり、楽しいひと時を過ごしました。20年前にタイムスリップしたような時間でした。
     来訪いただいた方々、連絡をくださった方々、ありがとうございました。

     さて、次の10年をどのようにするかという事ですが、まずは事務所の引っ越しを考えています。六本木に10年、西麻布に10年、また近場で自分らしい事務所を探そうかと思います。それとWEB会議が可能となったので、通勤時間短縮のために自宅近所にアトリエを構えようかとも考えています。ファックスはもういらないだろうとも思いますし、事務所の固定電話も無くても良いのか…という考えもあり。重要ではない書類はデータ化して処分し、スマートなオフィスにしようと思います。
     これは秋くらいになって仕事が落ち着いたら行動する予定です。(代表取締役 田中俊行)
  • 2023年5月16日
     会社設立から20周年を迎える事ができました。
     私が建築家になるために独立する事を決意したのは29歳の時、黒川事務所にて大阪府警の現場常駐監理をしているときでした。東京の本社へ戻る日が近づく頃、当時の建設会社の田北所長から「黒川さんのようになりや!」と言われ、机と椅子をプレゼントしてもらいました。私はいまだにこの机と椅子を愛用しております。
     そして、本社に戻り中国深圳市のプロジェクトを担当しながら覚悟を決め、独立する活動を許していただきました。独立したいと師に伝えた際の彼の表情は忘れられません。

     20年前の会社設立当時のことは鮮明に覚えております。経営という知識もなく、金もなく、建築家になりたいという勢いだけで株式会社を設立しました。いま思い返せば危険な賭けだったと感じます。生意気な若僧でしたが、幸運なことに母校である共栄学園理事長から校舎の設計を依頼され、それが嬉しくて寝る間も惜しんで365日働き続けました。お陰さまで、その後も教育施設や金融機関、住宅系の設計依頼が続き、無借金で会社経営をスタートすることができました。
     設立して4年目に、雑誌社の依頼で黒川紀章と対談をしました。この時にいただいた言葉一つひとつが私の財産であり、私の転機ともなりました。建築家として向かうべきベクトルを示していただいたと感じております。その強烈なメッセージから5か月後に師は天へと向かいました。亡くなる前日、私の夢の中で師は日本刀を振り回し、壁や天井を壊しながら「この刀のように力強い建築を創れ!」と私に説教しました。最後のメッセージが強烈すぎたためか、その後の私は少しスランプへと陥り、第4期にて初めて赤字決算となりました。

     スランプを払拭してくれたのは、建築家の野老夫妻でした。私を自宅に毎週招いてくださり、ワインや食事とともに、歴史的な建築・戦後の建築の役割・宗教と建築・著名な建築家の隠れた姿等、たくさんの話をしてくださいました。そしてそんな話の中で、さり気なく私をケアする言葉を選んでいただいたように感じています。当時、師の月命日に墓参りをしていたのですが、この時期を気持ちの区切りとし、墓参りを止めました。以前のように無我夢中で建築に没頭することができるようになりました。

     更に設立して10年経った頃から、私の技量を評価してくれる方々と出会えるようになりました。クライアントは、最初の10年は私を応援してくれる方、次の10年は私の意匠や技術を求める方へと移り変わりました。ここ数年は秘密基地のような設計依頼が多いので、あまり世には出ませんが、私はほとんど営業という活動をせずに、20年会社を継続させることができました。
     そして先日、20年分の名刺を整理しながら、多くの方にお世話になり、協力事務所やメーカーの方々に支えていただいたと感謝の気持ちがこみ上げてまいりました。あらためて御礼申し上げます。
     今回記載したお世話になった方々は皆他界されており、彼等が描いていた「田中像」にまだ近づけていない情けなさや、体力低下との闘いも生じつつある昨今ですが「あと10年後には!」という強い気持ちをもって歩んでいきたいと思います。

     最後に、師の遺作の一つ、国立新美術館で太平洋展が5月17日から29日まで開催されます。私が油絵を描き続ける理由の1つは、師の遺作に自身の作品が展示されることに喜びを感じるからです。今回の作品は、前々作「少女の夢」と前作「通せん坊」の続きとなり、今回の3作目で完結します。「遷都天昇311」という題名にヒントを与えましたので、何を描いたか絵の前で考えながら楽しんでください。そして、私以上の力作が沢山ありますので、お時間ある方は建築も展覧会も楽しんでください。(代表取締役 田中俊行)
  • 2023年5月10日
     年度末は、所長の離島への出張が重なりました。久しぶりに飛行機や船での移動が多かったからか、それとも年齢のせいなのか…出張のたびに疲れが残っていたようですが、無事に業務を終え新年度を迎えることができました。
     そして所長は、国立新美術館で開催される「太平洋展」に今年も油絵の出品を予定していましたので、業務が少し落ち着いた4月以降、絵の制作に力を入れておりました。色や構図等、もう少し手直しをしたい部分もあったようですが、5月初旬に国立新美術館へ搬入を終えることができました。
     100号サイズのキャンパスに額縁を付けての搬入でしたので、予めキャスター付きの台車を社内で作り、スタッフとともに美術館まで歩いて運び入れました。警備員さんから「こんな(大きな)サイズの絵を自分で持ってこられる方は…あまりいませんね」と言われました。
    搬入写真

     今回の作品にも、所長の色々な思いが込められているようです。絵とタイトルから何かを感じていただけると幸いです。近くにお越しの際は、美術館にお立ち寄りください。(スタッフより)

    第118回「太平洋展」
    会場:国立新美術館(港区六本木7-22-2)
    会期:5月17日(水)~29日(月)
       ※23日(火)は休館日
  • 過去の「近況報告」は こちら

バナースペース

株式会社田中俊行建築空間設計事務所

〒106-0047
東京都港区南麻布3-19-16

TEL 03-6438-9977
FAX 03-6438-9978
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