第3日目 7月16日(木)



7時半
起床。
予定よりも遅く起きてしまった。

どこかに起こしてもらえるという甘えがあったか。
直ぐに風呂に入り、脱衣室にて身支度をしていると、味噌汁の匂いと目玉焼きの音。
もうこのような経験は数年していない。

何だか嬉しくなってしまった。



8時
挨拶を交わし、朝食。
「こんな食えるか?!」といいたくなる程の量に驚く。
パッションフルーツの食べ方指導の後、箸を持つも、すぐに食べ終えてしまった。
「おかわりは?」と聞かれたが、さすがに左手で腹をたたきながら丁重にお断り。



8時15分
急いで打合せ準備を整える。
ベッドはあるものの、この部屋は完全に私のオフィスのようになっている。

          



8時30分
宿を出る。

全ての挨拶がここを自宅のように錯覚させる。



8時45分
いよいよ急な登り坂にさしかかる。
歩きながら何かがおかしいと思っていたが、昨晩まであれだけ痛かった腰痛が完治していた。

何時から治っていたかと考えたら、
朝の風呂では腰が痛くてシャワーヘッドを落としてしまったので、それ以降。
朝食を食べる前に椅子に座るのに苦労したが、立つときは何でもなかった。

座った椅子が良かったのか、食べたものが良かったか、環境か・・・。



9時
打合せ場所へ到着。
六本木の会社とメールでやり取りしながら打合せを終える。
便利な世の中になったものだ。
オフィスごとここに移動してきたようなものだ。



11時
打合せ終了。
帰りの徒歩で地元の工事会社と世間話。
昨晩のドデカイカエルの話をしたら、絶対に触ってはならないと注意される。
ドクガエルといって、触った手で目をこすれば失明するらしい。



11時半
天気も良く、歩いていて気持ちが良い。

          

          

施主と3人で歩くもこれが仕事でなければまた違った開放感があるのではと、お互いに苦笑い。
支庁へ出向き、午後の打合せ準備を早々に終わらせ宿へ向かう。

途中、スーパーへ立ち寄り、昼飯を探す。
これまたビックリ、カメ店長と遭遇。
何でまたこんなところでとお互いに微笑。
その動揺のまま烏龍茶と弁当を手にしてレジで会計をすると1,030円!
貧乏性の私は声を発してしまった・・・「弁当は580円でしょう?!」と。

見ると手にした烏龍茶は1リットルで450円。
500ミリの烏龍茶を2本買っても300円なのに、何で1.5倍もするのか・・・。
まぁしゃぁない・・・前回もこれにちかいことあったと思い、宿へ戻る。

          



12時半
昼を食べたからか、こちらに来て間もないが太った気がする。
こちらに来たら汗もかくし、少しはやせるかと思っていたが、それに反する状況に頭を垂れる。
垂れると腹が見えて落胆し、顔を上げると正面に鏡がありうんざりする。

          



12時40分
アホなことを考えていないで仕事の準備に入る。



13時
宿を出る。



13時5分
寄り道をしようと考える。
ウミガメの産卵は今日くらいが最後ではといわれたので、
明るいうちにその場所を確認しておきたかった。

          

メジロやその他知らない綺麗な小鳥が至近距離でさえずり。
写真を撮ろうとカメラを向けると隣の木へ、私のカメラワークをあざわらうかのようだ。
諦めて綺麗な海で一枚写真を撮ると、そのレンズの中に海坊主おじいさんが入ってしまった。

          

何でそこにいるのよと落胆して下を向くと、干上がったドクガエルを発見。
これは容易に写真に収められた。
さぞかし熱かったろうに・・・。

          



13時25分
打合せ場所へ到着。
5分前であったので植物を観察。

          

          

          

           



13時半
打合せ開始。

相変わらず、たらい回しと縦割り社会の典型で、打合せの進捗が難航する。
ただ進歩した点は、支庁の方々に私が覚えてもらえたこと。
そしてたらい回しにあっても、打合せをまとめあげる能力は、無駄に37年生きていない証か。



15時
打合せ終了。
喫茶店にて内輪での打合せ。
入店と同時に突然のスコール。
危うくパソコンが壊れるところであった。



15時半
雨もやみ、16時からの打合せ場所へ移動。
道路を濡らした雨水は即座に蒸発し、湿度の高い熱風と、涼しい風が交互にやってくる。
それが次第に熱風だけとなり、更には風もなくなり、サウナ状態となる。

その時、最後の上り坂の登場。
かなりの急斜面を登った先に、打合せ場所がある。



16時
打合せ場所へ到着。
ご想像のとおりの汗。
これから住民説明会だというのに、柔道の稽古をした後のような体と衣服。



17時
住民説明会から開放される。
氷枕のように衣服が冷たい。

急いで外に出ると、一瞬にして通常の衣類に戻った。
それもつかの間、直ぐにまた汗、汗、汗。



17時半
明日の現地調査用に、ある物をスーパーで探す。
それさえあれば完璧だったのだが、見つけられずに断念。
明日の朝までに代役を考えようと思う。



18時
会社に電話をするのを忘れていた。
「特に何もなし。」とのコメントで安堵する。
明日の打合せ準備をして、今夜もウミガメの産卵場所に行こうと思う。



18時半
決まったように何時もの店に行くのを嫌い、
遠回りしてと思ったが、比較的単純にあの店へ導かれる。

          



22時半
今回の宴は省略。
常連客が女性店員にちょっかいを出し、カメ店長の怒りが爆発した模様。
報告するとしては1升瓶を追加した程度。



23時
店を出る。

          

海岸へ行くと、満天の星空。
写真に収めたいと思うがそれもできず。
主役のウミガメは現れず。
テキトウに海岸沿いを歩く。
本当に星が綺麗だ。

行き止まりとなり引き返す。
今日も貧乏くじと言い聞かし、星空を見れただけ、嬉しく思わせる。



23時半
道行く先に黒い物体あり。
ウミガメだ。

この感動は申し訳ないが省略。
写真撮影も不可と言われ、何の証拠も残らない。
この偶然は、宿のお母さんからもカメ店長からもありえないと否定されていただけに
伝えようのない喜びがある。



24時半
ベンチに座り、缶ビールを飲む。
感動の余韻を堪能する。



25時
宿に戻る。

                                 第3日目終了 第4日目へ続く

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