第4日目 7月17日(金)



7時
起床。
前回は小鳥のさえずりが目覚ましだったが、
今回は窓を閉め切ってクーラーを付けているため、日差しの眩しさで目を覚ます。



7時10分
風呂に入ろうとしたら突然のスコール。
これにも慣れてきた。

風呂からあがると何時ものように朝食が用意されていて、
あたりまえのように席に着き、あたりまえのような挨拶を交わし、
気を遣わずに生活ができる宿に感謝。
昨晩のカメの話をしたら一緒に驚いてくれた。



8時
出発。
相変わらず寄り道しながら打合せ場所へ向かう。

          



10時
現地にて打合せ。
担当の方は昨晩の居酒屋で会った方だ。
大勢での宴はサッカー大会の打ち上げだったらしい。



11時
独り残り、現地ビデオ撮影。
ビデオカメラはしぜんとと珊瑚礁の海を撮りたくなるが、それをぐっと堪えて90度回転。

          
           ウミガメの産卵後の足跡



11時半
雲行きが怪しくなり、急いで帰り支度。

何時もは宿までの道のりは海岸線を歩くが、今回だけはショートカットできるトンネルへ。
このトンネル何の為かと思うのだが、
防空壕らしき風貌もあり、暗闇に独りでの歩行は暑さを忘れる。
振り向くとスコール。
ギリギリセーフであった。
ついているのかいないのか。

          

トンネルを出るとスコールは止んでいた。
宿はトンネルのすぐ横。
宿のお母さんは「スコールで濡れた?」と聞くが、
まったく濡れていない私の姿を見て、この強運ぶりを笑う。



12時
荷物を玄関に仮置きさせてもらい、昼飯を物色。
今日はだまされないぞと気合を入れて値札チェック。
今日のお茶は1リットル210円。

「ヨシヨシ・・・」と呟きながら、少し大きな声であったと周囲の目を見て感じる。



12時50分
宿での朝食は500円で飲み物とフルーツまで付くのに、
何でこれっぽっちの弁当が580円なのかと首をかしげながら容器をゴミ箱へ入れる。
飲み物は昨日買い置きしておいたのに、新たに購入した後悔。

「馬鹿だよな〜何ムキニナッテンノ」と独り言。



13時
気を取り直して午後の打合せ現場に向かう。
こちらの役所の昼休みは13時半までと長い。
職員は一度家に帰って食事をしている様子。

1時間の昼休みに慣れている私にはちょっとイラっとするが、
その時間は寄り道ができる時間と解釈。

          



13時半
打合せ。
書いて良いかどうか分からないが、何度も何度も聞いている内容なのに、
コロコロコロ$#&〜!”$%〜=**&%$#FGKLWORUTNEM%YTUIFJEKJ(解読不能)。



15時
無事?終了。

会社に電話。
「明日は会社にスタンバイしなくて良い。」と・・・。



16時
協議し忘れ事項があり、急いで打合せ現場へ。

気付いて良かった。
これを忘れたら明日またバタバタせねばならなかった。



16時半
お土産を買う。
特に悩むこともなく、何時ものお土産。
また9月に来るのだし・・・ただ「葉から芽」という植物を追加した。



17時
宿へ戻る。

冷蔵庫にビールが冷えており、「お疲れ様!」という言葉と共に手渡される。
書類訂正があるが、まずはと一口いただく。



18時
「いい加減、もう働かなくても良いでしょう!」と思うようになり、一人で港へ向かう。

          

          



18時半
砂浜を歩いていると干上がったドクガエルにハエが集り、ヤドカリも2匹確認。
あいつら上手く逃げたり閉じこもったりするものだと。

          

          

          

          
            海亀の子供が移動した跡が砂浜に残っている



19時
何時もの店へ。
昨晩のカメの話と今晩もカメを探しに張り込む為、この店は早めにあがると告げる。

今日は最終日なので、店全体が忙しそう。
私はカメ店長の作業する調理台の近くに座ったので、彼が間違えて作りすぎたメニューをもらう。
頼むのも遠慮するくらいの忙しさだったのでラッキーだった。



20時
隣に座った初老の男性と少しだけ話しをする。
昨晩カメを見た話しをした上で、今日も産卵シーンを見たいと話す。
「9時に店を出て・・・。」という話をすると、「早すぎる!」といわれ、
イラッとくるもそこは酔っ払い相手なので我慢。



21時
「今度は9月に来ます。」と伝えて、店を出る。

浜へ続く小道で、隣に座った酔っ払いに遭遇。
「まだ早い!」と大きな声。
何だよコイツ・・・と思いつつ、一緒にカメを見たくもないので一度店に戻る。



21時10分
事の次第をカメ店長に話すと、それを聞いていた女性店員が、
私にカメのコースターを使えと勧める。
不思議と客が減っていた。

          



21時半
カメ店長に電話有り。
電話を切ると、私に嬉しそうに笑顔で話しかける。
「カメの産卵が始まったらしい!」

何なんだと不思議な感覚だったが、産卵場所を教えてもらい礼を言った後店を出る。



21時40分
浜へ向かいながら、あの酔っ払いに遭遇しなければ、
産卵前から見られたのに・・・とイライラするが、
一度店に戻らねばカメを発見できなかったかもしれない。



21時45分
その場には小学生とその親+ガイドをする役人らしき若者。
こんなに見世物にされては感動も半減。
カメの産卵に対するこの光景を申し訳なく思う。



22時
私が怒鳴りたくなるほど小学生は騒ぎ、親の注意も言うことを聞かない。
こんなツアーは不要である。

産み落とす部位は懐中電灯で照らされ、時折、涙を流す目を皆で覗く。



22時30分
産卵は終了し、埋め戻し作業となる。

後ろ足で埋め始め、前足で埋めるのは後半。
足をかく時は行きを止めているからか、途中でため息を何度も聞く。

前足で埋める時は豪快である。
タムロする小学生に砂をかけているようにも見える。
どんどんやれと胸の内で声援を送る。

最後にダミーの産み跡を残し回転。
海へとゆっくり豪快に突き進む。
波打ち際、安心したのか2波通り過ぎるまで静止。
3波目に一気に泳ぐかと思いきや、腹がひっかかりその次の波で海へと消える。

「最後決まらなかったなぁ」とさそり座を見上げながら口にする。



23時
今宵もやはり缶ビールを購入し、ベンチにて満天の星空シャワーを浴びる。
「明日帰るのか」と虫に邪魔されながらベンチで横になる。
このまま寝てしまおうかと思ったが、
公園で裸になったタレントを思い出し、「アブナイアブナイ」と立ち上がる。



24時
宿に戻る。
昨晩、鍵を閉めなかった事を注意されたので、今夜はしっかり施錠を確認。

                                 第4日目終了 第5日目へ続く

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