第4日目 12月10日(木)



7時
目覚ましを無視してしまったらしい。



8時30分
宿のお母さんに起こされる。
今日は9時から現地で打ち合わせ。
「しまった。」と思ったがどうにもならず、とりあえず朝食を食べて現地へ走る。



9時
現地着。
食べて直ぐに坂道を駆け上がったので、横っ腹が痛い。

昨晩飲んだ相手は遅刻してきた。
サングラスをかけているところをみると二日酔いだな。



10時30分
打ち合わせ終了と共に、宿へ急いで帰る。

「大丈夫だった?」なんてハンプティダンプティの風貌から言葉を発せられ、
恥ずかしいったらありゃしない。

すぐに風呂に入り、パソコンとニラメッコ。
こういう時に限ってたくさんのメールを頂戴し、ありがたく思う。



12時30分
気付くとこんな時間で、次の打ち合わせは13時。

また走ってスーパーのおにぎりとお茶を購入し、
レジで「毎度!」なんて言われても笑みを返すだけ。

歩きながらおにぎりのノリと格闘していると、
サングラスをかけたハンプティダンプティが、「ゴミ預かりましょうか?」と笑顔。
ここで出くわしたくなかったが、しゃぁない。
笑顔で会釈だけしておにぎりを頬張る。

こんな醜態を毎日サラシテいたら、皆から変なあだ名を付けられそうだ。
昨晩の店長にまで遭遇し、笑われてしまった。



13時
坂の上の現場に着。

胃袋からおにぎりが出たいと食道を登ってきたが、
滝のようにお茶を流し、何とかその戦いに勝利する。

内地で当たり前の事がここでは初めての事で、
私が授業しながら皆がそれにならう。
大丈夫か、こんなんで・・・。

     



14時
隣の学校からの相談で現場視察。

学校からの景色はリゾートホテル級。
ただ校舎は結構痛んでおり、改修方法など意見交換。
「ありがとうございます。」なんて言われて自己満足。

     



15時
秋に工事を終えた現場へ。
来年の工事の確認等。



15時30分
学校の寮を視察。
母島から父島の高校へ通う生徒は、この寮を利用している。

           



16時
父島には、巨大な「油庫」というモノがあるが、
第二次世界大戦時に極秘で作られたらしい。
目的は、日本から燃料がもらえなくなっても大丈夫なように・・・とのことらしいが、
その上に高校が建っていて、世界遺産に登録される前に、
この油庫をどうにかせねばという問題があるらしい。

その油庫を視察。
非常に感動的な空間であった。
イメージとしては、洞穴の中に3つの体育館サイズの空間があるという感じ。
勿論油が入っていたので人間用に作られた空間でない事は明白であるが、
頭を下げてでなければ通れない通路を数十メートル進んだ先の大空間であり、
胎内回帰願望を満足させる名建築と言いたいところだ。

図面は隠ぺいされたからか見つけられないらしい。





17時
坂の上の現場に戻る。
「まだ二日酔いだ。」といわれ、「迎え酒をすれば?」と笑顔でこたえる。



17時半
明日のスケジュールを聞いて、宿へ向かう。

途中、腰痛がひどく、ベンチに腰掛ける。
通る人にジロジロ見られ、仕方なく歩き出す。



18時
やっとの思いで宿に辿り着く。



18時30分
会社に連絡をし、メール返信まではいつものとおり。
約束の場所へ急ぐ。



18時45分
“あの店”に到着。

知人が奥の席で飲んでいたが、
挨拶だけしてカウンターに座る。



22時
知人らから「宿で飲もう!」と連絡有。

勘定をするとカメ店長に「早いじゃない。」と怒られる。
「宴が終わったらまた来る。」と言ってしまった。



24時
宴終了。

“あの店”へ急ぐ。



24時10分
店の外は暗くなっていた。

「申し訳ないことした。」と思ったら人の声がした。
客はなく、店員と3人で待っていてくれた。



24時30分
カメ店長を次期村長にするという話は、やはり盛り上がり、
アルコールのおかげでカメ店長も、
「自分が村長になったら・・・勉強しないとなぁ〜!」と言うようになった。



25時
宴終了。
「今度いつ来るのか?」と聞かれ、
「来月」というと、安心したように帰らせてくれた。



25時15分
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、明日は船に乗らねばならない。

プラネタリウムのような星空が、
「楽しくて良かったな・・・。」と言ってくれているようだ。

宿に着き、玄関のカギを締め電気を消して、
ベッドに横になり、すぐに眠ってしまった。

                         第4日目終了 第5日目へ続く→

戻る


写真・文章等の無断転載はご遠慮ください。