第1日目 5月11日(火)





9時
竹芝桟橋着。

かなりの疲労感あり、横になりたいくらい。



9時30分
乗船。

ロビーに人が少なかったから一人部屋を期待した。
扉を開けるとニッコリ挨拶をされた。

旅慣れた様子を察知され、いろいろと話しかけられる。



10時
出航時間だが遅延とアナウンス。
また誰かが寝坊したのだろう、いい迷惑だ。

同部屋の男性がよくしゃべる・・・バイオの研究の話等を延々と。

パソコンに目をやる。
メールを開きたくなかったが、
恐るおそる開くとやはり仕事のメールがタンマリ。



10時10分
出航。

「これも何かの縁」と嬉しそうに話す男性・・・。
一か月締切を延期してもらった原稿を書こうと思っているのに、
まったく集中できない。



10時半
会社と電話とメールでやり取りするも、
電波の調子が何故か悪く、あたふたする。



12時
午前中に何とかせねばならない仕事を終える。

私の安堵した表情を見て、一度黙った同部屋の男がしゃべりだす。
そして次々と展開していく。

日本人や秋田美人のルーツ、
エンヤーコラヤーの語源、
父島の大神神社や鹿島神宮の神様の話等々・・・。
きっと頭の良い方なのだろう。



14時
宴に誘われえているのを忘れていたわけではないが、
仕事のバタバタと同部屋の方の話を理由に参加していなかった。



14時30分
宴に参加。



16時
揺れが少々ひどくなり、おそらく黒潮越えの為であろう。

周囲に人はいなくなり閑散としたサロンで杯を交わす。



18時
宴終了。

部屋に戻ると彼は船酔いをしていた。
直ぐに横になるよう勧め、自分も横になる。
これだけ何度も船に乗っていると、初心者とは酔い方がまったく異なる。
私には少し揺れてきただけにしか思えない。



21時
しばらく船は揺れたが、
この頃にはまたほとんど揺れなくなっていた。

隣の男性はグロッキーのようだ。
今日はこのまま寝てしまおうと疲れた体を癒すことにする。



24時
突然のアナウンス。

急病人がでたらしく、医療従事者を求める。



25時
何故か不思議な感覚であった。

目を閉じていても瞼の外が明るく感じ、
目を開けると当然真っ暗闇。

これを数分おきに数度繰り返し、
目を閉じて頭の上まで明るく光が灯る。

いよいよお迎えがきたかと覚悟をするも、
ここちよい感覚を与えてくれただけで、
そのまま眠ることになる。



27時
疲れすぎなのかもしれない。

夢ではなかったとはっきり覚えているし、
隣の男が神の使いではとアホな事を考える。

                                 第1日目終了 第2日目へ続く

戻る


写真・文章等の無断転載はご遠慮ください。