第2日目 5月12日(水)





5時
起床。

早く寝たから早く起きるのは当然で、
腰ももう限界と訴える。

隣は寝ているので、さっさと仕事を始める。
こんな早朝から仕事をするのは久しぶりで、
朝陽を感じながら気分がよい。



7時
彼が起きてきた。

シャワーを浴びてきたらしく、
無料で入れることに喜んでいた。



7時30分
カップラーメンをススル私を見て、
何も食べる気がしない・・・と。
野菜ジュースを2本買ってきて、
1本私にくれるという。

何だか申し訳ないと思うが、
2度断っても飲めというのでありがたく頂戴する。

それにしてもこの男性、風変わりといえばまさにそうで、
帰りも私と同じ部屋になりたいと、
私の部屋番号を聞いてきた。


この人を見ていると仏のように感じる。
何か私に伝えたい事があるのか。



8時30分
久しぶりにカツオドリのお迎え。
気持も高揚し、嬉しくなった。

   

   


彼も食欲が湧いてきたらしく、
レストランへ向かう。



9時
パソコンに向かいながら彼と話をする。

何故か私の話を聞く人で、
勿論彼も素晴らしい考えの持ち主であることも理解できた。
この人と話をしているとやけに落ち着き嬉しくなってしまい、
私の方も、ペラペラと頭の中を露呈してしまった。

私よりも一回り年齢が上であるようで、
かなり頭の回転は早く、几帳面さもかなりのものである。

私の発言にも、親身に受け答えしてくれた。



10時
船がかなりペースダウンした。

出航が遅れた際に、到着時間は遅れないとアナウンスしたものだから
きっと頑張り過ぎたのであろう。

もう父島は目の前で、早く着いても誰も文句言わないのに・・・と。

   



11時
仕事で必要な写真を撮って、
部屋に戻ると、彼から礼を言われたので、
「島は狭いから何処かで会いますよ」と伝えた。

名残惜しむ状況となり、名刺を渡してしまった。



11時30分
父島上陸。

宿の車が迎えに来てくれていた。

「歩いて行く」といったのだが、他の客はもう連れて行き、
仕事関係の方と立ち話をしていた私一人を待っていたらしく、
残念がる表情・・・「では乗って行きます」と応えてしまった。

若い青年であるが、私に気遣い立派に話もできる。



11時50分
宿に到着。
今回はまたいつもと違う宿に泊まる。

宿の受付で「見たことある」とか「前も泊まったでしょ?」とか・・・。
見たことはあるだろうが、泊まったことはない。
そう言っているのに、じゃぁ誰だったんだろうと訳のわからん言い訳。

部屋まで案内してくれないから、迷いながら部屋へ到着し、
メールを開いて会社に電話して、またしてもバタバタの始まり。



12時40分
仕事関係者と昼飯を食べる約束をしていたので、
小走りで向うも当然遅刻。



13時30分
中華丼で腹を満たし、土産屋へ。
魚サン(ただのサンダル)と海パンを購入。
何故か深緑の魚サンと同色の海パン。

隙あらば泳ごうというイタズラな考え。



13時50分
宿に戻りメールのやり取りを終え、
小走りで午後の仕事場へ向かう。



14時
現場着。



15時
検査終了。

いつものように今度建築予定の場所へ連れていかれる。
相談を受けるもここに建ててはならないのではと感じ、
言葉を選びながら発言する。



16時
役所へ挨拶。

だいぶ田中の顔も浸透し、
役所だというのに笑顔で挨拶。

相変わらず春日部市産の麦わら帽子は目立つらしい。



17時
本日の業務は終了し、船中でできなかった原稿を書く事とし宿に戻る。

宿に戻ると宿主がテレビを観ながら私に話しかける。
「風呂は用意できている」と。

せっかくだから一番風呂をもらおうと風呂へ。
風呂の場所を教えてもらっていなかったので、
結局シャワーで済ます(後ほどその隣に風呂があったと確認)。



17時30分
仕事メールを確認し、返信。
そういえば遊びメールを最近していない。

原稿を書き始める。



20時
気付くとこんな時間。
肋骨が痛くて少し横になる。



20時30分
あの店へ。

島は閑散としているが、この店だけは流行っている。
何時ものように店員に挨拶しカウンターに座る。
大根サラダは大盛でこれだけで腹が満たされそうだ。

背中を向けて忙しくしているカメ店長は、きっとニヤリとしているのだろう。
とびうおのタタキを注文した。

そういえば、船中から見たカツオドリは上手にとびうおを獲ていた。
店員に運んでこられたとびうおは、
タタキとあって原型を留めておらず、

食してみるも白身魚の味で私にその差は分らなかった。



22時
酔っぱらいの常連オヤジが登場し、
店員の表情が一転。

このオヤジ何かやらかしたんだろう。
皆から相手にされず、一杯飲んで席を立つ。

発する言葉もまさにスケベ親父そのもので、
島でなければ頭ヒッパタイテやる。

そうそう、
このオヤジは約1年前私に「ウミガメはもう少し待て」と偉そうに言って、
私がウミガメの産卵に最初から立ち会えなかったというイラツクヤツ。



24時
カメ店長と酒を飲み始めた。

携帯で撮ったスカイツリーの写真を見せてやるなど、
カメ店長の故郷の変化を伝えた。



25時
宿へ戻る。

今日は肋骨が痛くてさえない一日だったか。

                                 第2日目終了 第3日目へ続く

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