第3日目 7月11日(日)





6時30分
起床。
父島の朝は気持ちよく起きられる。

今日は9時からタイトなスケジュールで打ち合わせがある。
こんな早い時間から仕事の準備。



7時30分
シャワーを浴びる。

今日の朝食はハンプティの妹が作るので楽しみと少々の不安。
朝飯前に出掛ける準備を整えて食卓へ。



8時
「もう直ぐできます」と元気な声。
5分も待たずして、朝食が運ばれる。
やはりここでの朝食が一番美味い。

今まで数回の渡航で浮気をしてきたが、
今回この宿に戻して正解だと改めて感じる。



8時30分
外出。

いつものように寄り道をしながら。
今日もいい天気である。

   

自衛隊の飛行機は、暑くて出発をためらっているかのよう。
小鳥は日陰で歌を歌い、私の気持ちを高揚させる。

   



8時50分
支庁着、ここで打ち合わせ。
日曜日なのに役所で打ち合わせをするのはこの島特有。
なにせ時間が限られている。

支庁前で、人間の都合によって切り取られたガジュマルの樹。
何となく気分悪く、支庁へ入る。

   



9時30分
打ち合わせ終了。
少し気落ちする打ち合わせであった。
ただ次の打ち合わせが待っているので、
気落ちしている場合ではない。

早歩きで、歌いながらついてくる小鳥と共に向かう。

   



10時
息を切らせて地獄の坂を登りあがり、打ち合わせ現場着。
施主打ち合わせと工事会社との顔合わせ。



11時
工事現場へ移動。



12時
今日の打ち合わせは終了し、午後の作戦を練る。

本当は9時打ち合わせの残務があるが、
やる気がしないというのが正直なところ。

少し余裕もってできるようになってきたのは、
10回目の渡航だからとニヤリ。



12時30分
あの弁当屋へ。

ガラスを開けると何時ものおばあ様が登場。
「今ガラス叩いた?」と聞かれ、
「すみません、叩かずに開けてしまいました」というと、
「それならいいけど、叩く人がいてガラス割られるから。
私はガラガラと開ける音がまだ聞こえるから」と・・・。

このおばあさん本当に面白いが、
初めてこの店の弁当を買いに来た時は、
ガラスを叩いたかもしれぬと・・・。

それであんな会話だったか・・・と思いだそうとしていると、
「どれにするの?」と選択するように指示。

今日はヘルシー弁当を指さすと、特に何も言われず、650円。
機嫌がよかったのか・・・。



12時45分
宿に戻り、弁当を食す。

量的にはあまり昨日と変わらぬ気がする。
腹が満たされるのと同時にメールチェック。

特になし。
これで午後の作戦は決行されることとなる。



13時30分
今日は近くの舞浜へ出発。

舞浜はいつも寄り道する浜で、見慣れてはいるが、
海に入るのは初めて。

ここで昨年2度もカメの産卵に遭遇している。

   


13時45分
舞浜の中でも最も人目につかない、
自衛隊駐屯地とビジターセンターの間でTシャツを脱ぐ。

今日は日曜日だから島民家族連れが多い。
・・・とはいえ、内地のイモ洗い状態には程遠い。



13時50分
着水。
温かい海水には驚いた。

ここはサンゴがゴツゴツ生息しているので、
泳ぎながら打撲せぬよう注意が必要。

・・・と思っていたらサンゴの陰に魚たち。
いわゆる熱帯魚と泳いでいるのだが、
水槽の中にいるように感じるのは都会生活が長いからか・・・。


知らぬ間に深いところまで泳いでしまい、
体力のないオジサンは必死に戻る。

ここはゴーグルで泳ぐのではなく、
シュノーケリングが宜しいのであろう。

ただ、サンゴやそれを住処とする魚、貝が確認でき、
それと共に泳げたことはかなり嬉しかった。



16時
普段は飲まないビールを一杯。

今宵カメと出会える事を祈る。

   



16時30分
宿に戻り、メールチェックと嫌な仕事と向き合う。
明日でこの仕事を終えねば・・・。



17時
近くのベンチで打ち合わせ。



18時
再度宿に戻り仕事の続き。



19時
今日は少し早めにカメ待機をしたいので、
カメ店長の店ではなく、他でアルコールを摂取する。



20時
舞浜にてカメを待つ。

天の川やさそり座が落ちてきそうで、
その他の星たちも美しさを競い合うかのように輝いている。



20時30分
昨晩もであったが、5分に一度の間隔で流れ星。

ただ残念なのが、若者が近くの東屋で騒いでいる。
これではカメは上陸しないだろう。



22時
やはりカメは現れなかった。

誰もあの若者に注意しないのか・・・。



22時10分
あの店へ。

ガッカリ入店すると、カメコースターが準備されていた。
しばし談笑する。



23時
ボトルも空けられず水と漬物で840円の会計。
帰りに「もう一往復するから・・・」と言って店を出る。



23時10分
静けさの中、星の輝きも少し遠慮気味に感じ、
黒い波音が少々の恐怖心をあおる。

父島だからこんなところで独り歩きできるが、
とすれ違った女性をみて思った。



23時30分
宿に戻り、そのまま就寝。
                                 第3日目終了 第4日目へ続く

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