第4日目 7月12日(月)






6時
起床。

今日は忙しい一日となるはず。
顔を洗い、本日の仕事資料の準備。



7時
風呂に入る。



8時
食事ができたと扉の外。



8時30分
やはり朝飯はハンプティさんの方が美味い。



8時50分
二見港の現場。
歩いて1分。



12時30分
午前の部終了。

3日連続であの弁当屋に立ち寄るのは初めて。



12時50分
価格はヘルシーではないヘルシー弁当を購入。



13時30分
午後の部開始。
今日は寄り道をせずに、支庁へ。



13時40分
支庁の中は知人だらけ。
どこへ行っても挨拶される。
悪いことではないが、悪いことができなくなると自覚。

昨日の憂鬱な打ち合わせは、今回多少の打開を得られたか。



14時30分
宿に戻る。

今回の部屋はいつもと違う部屋で、
使い勝手が少々悪い。

デスクは低く日差しも厳しい。





15時30分
舞浜へ、少々の休憩。

   

水着に着替え、海へ飛び込む。
今日は少し透明度が悪いと贅沢な評価。

熱帯魚達は逃げもせず、こちらの様子を伺いながらのんびり泳ぐ。
小さなマンタもこんなところで泳いでいた。
ウミガメの産卵ルートらしきを泳ぎ、しばしカメの気持ちを考える。



16時10分
公園内にあるシャワーを浴びて自然乾燥。
東屋に向かう途中で、子供たちが木陰で基地を作って遊んでいた。

基地の図面でも描いてやろうか・・・。

   

   



16時30分
気分一新仕事を始める。
宿ではなく、東屋で。

心地よい風。

会社からの電話にも温厚に対応。



19時30分
気付くとこんな時間。

荷物を持ったまま、今日は違う店へ。
違う店と言っても何度も行っていて、
来店と共に「おかえりなさい」と女性店員。



21時
結構飲んだが、今日はウミガメを待ち伏せする為に、
早めに店を出る。
店長には「9月にまた来ます」とだけ。

この店はカメ店長の店と共に人気店で、
カメ店長よりも高級志向。

よって世界遺産の関係者がいるかもしれないので、
私の早期退散は父島の為になったかもしれぬ。



21時10分
舞浜着。

とりあえず、浜を隈なく歩き、今カメがいない事をチェック。
人工的に作られたデッキに寝そべり、星座と天の川を堪能。

また若者が騒ぎ、花火を持って駆け回るようになり、
注意してやろうと私が歩いて向かうと静かになった。



22時30分
一向に現れないウミガメを、首を長くして待ち続け、
ボーっと空を眺める贅沢な時間を過ごす。
しかし、ウミガメは現れない。

シビレヲキラシテ浜を歩く。

一往復して戻ってくる途中、
黒い物体を発見。
小さなカメであった。

私よりも遅れること15分、環境庁の担当が現れる。

ウミガメは産卵ポイントにたどり着き、
力いっぱい砂をかき分け穴を掘る。

かなり残念なのだが、
この感動的なシーンで若者は騒ぎ、影は踊り、
役人も注意しない、昨年とはまったく違う。
おまけにその役人が咳をゴホゴホ繰り返し、
私はカメに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

その結果、カメは産卵を止めた。
産まないと思ったら役人は、カメの足をロープで縛り、
樹木につないだ。

それと同時に逃げようとするカメに、
番号札のようなモノを付ける準備をし、
ピアスのようなモノをカメに打ち込む。
逃げるカメをまざまざと見せられ、
ロープをほどいてやりたくなった。

次の瞬間、カメは私の方へ全速力で向ってきた。
産卵も邪魔され、こんなことまでさせられ、
人間は本当に邪悪な生き物だと、役人どもを蹴り飛ばしてやりたい。
「助けてくれ!」と言われたように感じた瞬間、

フラッシュを焚くモノあり。
これはNGだと聞いていたが、一人が撮ると注意せず、
自然に集まった素人カメラマンがフラッシュの連続。

何度も記すが役人は全く注意しない。
私のノンフラッシュ写真まで、フラッシュを焚いたようになる。

   

   

昼間のような明るさの連続。

カメを離してあげられるようになり、
コウラは79センチとやはり初産であろうと偉そうに役人。

解き放たれたカメは、
私に向って突進してくる。

「カメの前に立つな」と役人。
呆れてモノが言えない。

カメは私が避けるとそのまま直進し、人工的に作られたデッキに衝突する。
役人はカメのコウラ尻尾側を持ち上げ反転させる。
まったくカメへの配慮がない。

そもそもこんなところにデッキなど作る奴が間違っている、
・・・と先ほどまで寝ころんでいた自分を悔いる。

カメはデッキ上から20センチの段差でドスンと顔面を強打し、
恥ずかしそうにそのまま海へ戻っていった。

もう来ないかなぁ・・・。

カメがいなくなると、一人のオッサンが
「フラッシュはダメだろう」と役人へ食ってかかる。

あっさり認める役人に「何故注意しないのか・・・」と思う気持ちと、
このオッサンもフラッシュで撮影していたのを私は目撃している。

ウミガメを見たい一心で3晩も待ち伏せしたが、
カメは「勘弁してよ」と海中から思っていたか・・・。



24時30分
がっかり・・・宿へ。
そのまま就寝。

                                 第4日目終了 第5日目へ続く

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