第3日目 12月5日(日)





5時
起床。

実はあまり眠れなかった。
前日ほとんど横になっていたせいで、腰が痛く、
頭は眠いのに体が拒否しているような感覚であった。

   

   



7時30分
身支度を整え外出。
朝飯は8時にスーパーが開くと聞いたので、その時を待つ。

先に、本日の現場下見を行う。
ものすごい坂を登り、現地の一歩手前で施錠されておりガッカリ。
そのままスーパーへ向かい、買い物をする。

コーヒーとパンとヨーグルト。
波音を聞きながら朝食を楽しむ。

   

   



8時
約束の時間に合わせて、待ち合わせ場所へ。



8時10分
打ち合わせ相手が現れるも、
直ぐに終了。

いったい私は何しに母島へ来たのか・・・。
現地は確認させてもらえなかった。



8時30分
荷物をまとめてチェックアウト。
私は宿主に頭を下げ謝りながら、
逆の事を考えていた。



9時
もう待合所にいた。
これから2時間どうしようかと思ったが、
読書でもしようとそこに居座った。

   

   

   

   

   



11時30分
ははじま丸出航。

   

   

   

まだ波は高く、かなり上下に揺れたが、
もう慣れたものだ。

   

   

   

   

   



12時30分
この頃から例の“ハートロック”が見えてくる。
実に不思議な光景だ。

   

   

実は出航して直ぐにカツオドリが船の上を飛んでいて、
船に驚いて飛び出してくるトビウオを獲物に狩りを楽しんでいた。
空中から急降下し、私が見ているだけでも5匹捕まえていた。

   

   

   



13時30分
二見港着。

   

   

下船すると直ぐに住宅の施主に見つかり、
野球をしようと言われる。
渋々了解するも、この腰痛を危険に感じていた。



13時40分
ガジュマル着。

宿主であるお母さんの妹がお出迎え。
お母さんは体調が悪くて寝ているという。
何時もの部屋で良いと言われ、
何時もの場所に荷物を置き、
何時ものように“設計事務所”と化す。

おそらくこの光景をご存知だから、
何時もこの部屋なのだろう。
出かける際に、パジャマ姿のハンプティ(宿主)さんにお土産を渡す。
「クラクラするのよ・・・」と頭を抑えるが、
喜んで受け取ってくれた。



14時
迎えに来ると言われていたが、
空腹であったので、スーパーへ。
おにぎりが2個しか残っておらず、
それとお茶を購入して急いで宿に戻る。

帰り道、迎えに来る彼の奥さんと子供に声をかけられ、
これから野球に行くのかと笑顔で会話。
子供は対戦相手のピッチャーの球が速いと自慢げ。
自分の野球チームのコーチらしい。

手を振って別れると、向こうから父親が現れる。
即座に車で拉致され、ニギリメシを頬張る。



14時20分
私以外にも拉致された者がおり、
ひとり一人を迎えにいって、高校のグランドに到着。
約20年ぶりにグローブをはめた。

アキレス腱がかなり気になる。
それよりもボールが見えるか・・・。

数度ボールを投げ合うとやはり体は覚えているもので、
使い慣れないグローブも私の体の一部になりつつあった。

ただ動体視力はかなり衰え、空振りは2回連続。
少し体を動かしただけで、首が痛くなった。

だいたい、軟式野球は小学校の低学年以来だ。
テキトウにポンポンバウンドし、グローブの中でも暴れ厄介だ。



15時30分
6番セカンドで出場するも、技術と体力の低下にイライラ。
オマケに大敗を喫してしまった。

これだけの大敗は私の記憶にない。
草野球でも負ければ悔しい。

実は打った瞬間に右太ももに激痛が走った。
おそらく肉が離れた。
恥ずかしいったらありゃぁしないが、
それを隠して守るところが昭和の野球少年である。

明日の仕事での山登りをまったく考えていない。
おそらく明日はキツイ一日となるだろう。



17時30分
試合終了の後、グランド整備を行った。

これも懐かしく、トンボのかけ方は忘れていなかった。



18時
宿まで送ってもらい、今夜飲もうと別れる。

遊んでしまった分、宿に戻り仕事をする。
ハンプティさん(宿主)の声が響き渡る。
「なんだ〜元気になって良かった」と思って1階へ降りるとパジャマ姿。

「もしかして仮病?」と喉元まで・・・。
シャワーを浴びて良いか、一応確認。

シャワーから出ると、ハンプティさんはテレビを観ていた。



18時30分
下からハンプティさんの咳。

目の前の鏡に映る自分の顔はニヤついていた。
ニヤ付いた顔を見たら罰が当たったか首に激痛が走り、
ベッドで横になる。

この痛みから解放されて、昔のように野球ができたら・・・というのは叶わぬ夢だろう。



19時
いつもの店へ向かうも貸切りらしく、子供連れの約50人が騒いでいる。

住宅の施主が店長を勤める店へ。
夜来るのは初めてで、ワインと共に静かに時を過ごす。
私にはイマイチ合わない雰囲気である(笑)。



23時
閉店と共に、反省会会場へと向かう。

カメ店長も含めた数名の宴になっており、
酔っぱらいのストレス発散で、殴り合い寸前。
直ぐに仲直りするのが、彼らの良いところで、
店の主も泣きそうになり喧嘩を止めた。

それから笑いの絶えない宴に代わり、気付くと午前様。



27時
店を出て、宿に戻る。

明日は忙しい一日だというのに、寝坊せぬようにと祈る。

                                 第3日目終了 第4日目へ続く

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